神奈川県西は、小田原城や箱根温泉などの、多くの観光地を有する地域です。そのため、休日における渋滞は慢性的な状態となっていましたが、近年においては徐々に改善されつつあります。ここに、神奈川県西を縦断する足柄縦貫道を建設することは、渋滞緩和による活性化はもちろんのこと、不意の自然災害時における避難を容易にする働きも期待できます。足柄縦貫道を早期に建設することこそ、利益と人命を同時に守る施策といえるのです。

神奈川県西の豊かな活性化資源

小田原を中心とする神奈川県西には、活性化資源ともいうべき、多くの人をひきつけるものが多数存在します。箱根は温泉の名湯としても知られていますし、お正月には駅伝も行われます。また、神奈川県西の山々からは富士山を望むこともでき、登山の楽しみも増します。そして、数々の戦国ドラマを生んだ小田原城を有し、有名な二宮尊徳の故郷でもあるのです。このような景観やスポットを官民一体でアピールすることこそが、活性化への近道といえるのです。

神奈川県西地域の活性化を

神奈川県西の地域、小田原市、南足柄市、箱根町、湯河原町、真鶴町、中井町、山北町、松田町、開成町、大井町の2市8町で、民間の発想、活力を取り入れて、官民一体となり、現状を打破し、新しい発想力と活力で活性化させて、魅力ある神奈川県西地区を目指すものです。いろいろな情報をきちんと発信して魅力ある地域を多いにアピールして、地域の人口、観光客の増大を図っていきます。そのためにも交通アクセスの利便性も大切になり、（仮）足柄縦貫道の建設が大きな役割を果たすことでしょう。