日本各地で地域創生が叫ばれています。神奈川県西では、神奈川県西みらい夢プロジェクトと題して小田原市などの自治体が協力しあう取り組みが始まっています。たとえば、建設110番という建設業界への支援のチャレンジです。　交通インフラを整備する役割を果たす建設業界が元気になれば、地域活性化が図られていきます。このプロジェクトの宣伝活動に力を入れるなど、経済の好循環を生み出すような仕組みづくりに邁進しています。

ふるさと創生で神奈川県西の活性化を目指す　

神奈川県は横浜市といった世界を代表する都市を擁しながらも、神奈川県西部となると人口減に歯止めがかからず税収の増加も見込めないことから徐々に活気が失われ続けている地域なのです。従来の行政主導の町おこしには限界があり、今後は新しい発想、アイデアを民間から集めてそれを実現するふるさと創生プランの提案、実現が喫緊の課題となっており、官民の垣根を越えたシームレスな連携がこれまで以上に重要性を帯びているのです。

神奈川県西のふるさと創生について

豊かな自然がある神奈川県西は、2市8町村で構成されています。しかし、人口減少率が高く、全国平均と比べても高くなっています。それにより、税収が減り地域創生もままならなくなっていくようです。そこで立ち上がったのが、神奈川県西みらい夢プロジェクトです。自治体や商工会議所、民間人といったメンバーで、ふるさと創生を目指す協議会です。箱根山や小田原城址公園といった自然環境をいかし、人口増と観光客誘致を目指すことを目的に知恵を絞っています。